NOTOHIBAKARAnoie 一級建築士事務所
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【第2部】快適性を科学する
2025年06月27日
― 高断熱・高気密がつくる、暮らしの質 ―
住宅の心地よさを決める大きな要素のひとつが断熱性能と気密性能です。
私たちはこの2つを組み合わせ、快適性と省エネ性を両立させた家づくりを実現しています。
▸ 断熱等級6を標準化
「UA値0.46以下」という数値を基準にした断熱等級6相当を標準仕様としています。
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基礎:高断熱・高耐久のフェノールフォーム断熱材
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壁・屋根:現場吹付の発泡ウレタン(隙間なく施工可能)
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開口部:樹脂サッシ+Low-E複層ガラス(高断熱性能+遮熱性)
さらに、ご希望に応じて断熱等級7(UA値0.26以下)相当へのグレードアップも可能です。
高性能な断熱材と開口部により、夏の熱気や冬の冷気から暮らしを守り、年間を通じて快適な室温をキープします。
▸ C値0.2㎠/㎡以下を目指した高気密住宅
断熱性を最大限に活かすには、「隙間のない家づくり=高気密」が欠かせません。
私たちは、C値(隙間相当面積)0.2以下を基準とし、全棟で中間気密測定を実施しています。
数値による“見える化”を通じて、職人が細かな修正を加えることで、空気漏れのない精度の高い家づくりが可能になります。
高気密によって得られる効果は、冷暖房効率だけではありません。
外気中の花粉やホコリ、湿気の侵入を防ぎ、壁内結露やアレルギーのリスクも抑えるなど、住まいと身体の両面にとって安心です。
▸ 足元から感じる快適性 ― 能登ヒバの床材
断熱や気密といった“目に見えない快適さ”に加え、足裏から伝わる木のぬくもりも暮らしの質を大きく左右します。
私たちは、床材にも無垢の能登ヒバフローリングを標準採用。
ほんのりとした香り、さらりとした肌触り、そして空間全体にやさしく広がる天然木のあたたかみ。
能登ヒバが持つ調湿性や抗菌性は、機械だけではつくれない「自然な快適さ」を支えています。
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