NOTOHIBAKARAnoie 一級建築士事務所

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【第3回】未来につなぐ「能登ヒバ」──地域と暮らしを支える木

2025年05月19日

自然と調和しながら、人の暮らしを静かに支える木──「能登ヒバ」。

これまで紹介してきたように、その香りや美しさ、耐久性は、住まいを心地よく、そして健康的な空間にしてくれます。

しかし、能登ヒバの価値はそれだけにとどまりません。
地域に根ざした木材として、そして未来を見据えたサステナブルな素材としても、大きな役割を果たしています。


■ 地域材としての意義──「地元の森を、地元の暮らしに」

能登ヒバは、石川県・能登地域で育った木。
つまり、地域に密着した「地元の資源」です。

加賀木材グループでは、そうした能登の森から伐り出された木を、地元で製材・乾燥・加工し、
石川県内を中心とした家づくりに活用しています。
この取り組みは、地域の林業・製材業・職人技術を守り、持続可能な森林循環を支えることにもつながります。


■ 森林循環と脱炭素への貢献

適切に手入れされた森は、豊かな土壌を育て、生態系を守り、
さらには二酸化炭素を吸収することで、地球温暖化の抑制にも役立ちます。

能登ヒバを計画的に伐採し、植林・育林までを地域で一貫して行うことは、
まさに「木を使うことが森を守る」持続可能な仕組みそのものです。

住宅1棟に使われる能登ヒバには、数十年分の炭素が蓄えられており、
そのまま住まいとして固定されることで、カーボンニュートラルの実現にも貢献します。


■ 加賀木材グループの未来志向

NOTOHIBAKARAnoieをはじめ、加賀木材グループでは「人と自然が共に生きる家づくり」をテーマに、
能登ヒバの可能性を未来につなぐ取り組みを続けています。

自然素材の良さを活かしながら、耐震性や断熱性能といった現代の住宅に求められる機能も高い水準で実現。
技術と感性の両面から、“心からくつろげる本物の家”をかたちにしています。


■ 実際に体感できる場所へ

能登ヒバの心地よさは、写真や文章だけでは伝えきれません。
香り、空気感、肌ざわり──ぜひ体感していただきたい魅力が、そこにあります。

加賀木材グループでは、【NOTOHIBAKARAnoie】の完成見学会やモデルハウスでのご案内を随時開催中。
自然素材に包まれた暮らしを、ぜひその目と肌で感じてみてください。

▶ イベント情報・ご予約は[公式サイト]よりご確認ください。
https://notohibakara-noie.co.jp/

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