家づくりを始める時、「どんな間取りにしよう」「どんなデザインがいいかな」と、具体的なイメージから入る方も多いかもしれませんね。でも、樋爪住宅研究所の家づくりは、その一歩手前から始まります。それは、「あなた」と「ご家族」の「物語」にじっくりと耳を傾けることから始まります。

私たちの家づくりは、“あなた”との徹底的な対話からスタートします。家は、建築家にとっての「作品」でも、お店で買う「商品」でもありません。一人ひとり、ひと家族ひと家族が持つ異なる来歴や個性、考え、好みを反映させながら、丁寧に作り上げていくものだと考えています。

建築家が本当に知りたいのは、あなたの「好きなこと」、大切にしている「時間」、そして未来の「夢」です。じっくりと対話を重ねることで、お客様自身も気づいていなかったような潜在的な思いや要望を引き出し、形にしていくことを大切にしています。なぜなら、住まいとは、ただ住む場所であるだけでなく、あなたの人生という時間を共に渡っていく船のようなものだからです。そこに暮らす人々の「私はこのように住むのだ」という想いの表現でもあると、私たちは考えています。

樋爪住宅研究所では、お客様の漠然としたイメージやライフスタイル、価値観を深く理解するために、家が完成するまでに約40回もの打ち合わせを重ねることもあります。これは、単にご要望通りの家を建てるだけではなく、「こんな暮らし方があったのか」という発見や、「この家が一番だ」という深い愛着を感じていただくため。お客様の想像に、プロならではのアイデアを重ね合わせ、期待をそっと超える「心地よさ」に満ちた住まいを届けることをお約束しています。

「なんだか、とても心地いい」――私たちが目指すのは、お客様が心からそう感じられる住まいです。この心地よさは決して偶然ではなく、あなたの物語と、その土地が持つ個性にじっくりと耳を傾け、見つけ出した暮らしの真ん中にある想いを、一つひとつ丁寧に形にしていくことで生まれます。

家づくりは、あなたの人生を見つめ直し、未来を共に描く豊かな体験となるでしょう。まずは、あなたの「ものがたり」を私たちに聞かせてください。ご連絡お待ちしております。