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「住む、暮らす」ことの多様性

2019年05月17日

「住む、暮らす」ということに様々な選択肢が生まれていることをご存知でしょうか。
 
最近、アドレスホッパーという生き方があります。
 
address(住所)をhopper(ぴょんぴょん跳ぶ)するという形で、特定の住まいを持たず、マンガ喫茶やゲストハウスなどを転々とする暮らし方です。
 
宿泊施設利用だから高いのでは?と思うかもしれませんが、ゲストハウスは1泊3000円前後、長期割引もあったりします。
 
また光熱費がその価格に含まれているので、3,000円×30日で90,000円としても、金沢市内で独り暮らしをして光熱費を払ってという生活とたいして変わりません。
 
拠点を転々とする代わりに、日頃の持ち物は自分で運べる程度に納めなければなりません。
 
ミニマリスト向けのライフスタイルですね。
 
今の時代、マンガ、音楽、映画は全てスマホやタブレットで完結するし、衣類は厳選して好きなものを所有するスタイルであれば限りなく少なくできますし、思い出の品は毎日見るものでもないから実家保管で可能ですし、そう考えるとハードルが高いライフスタイルではありません。
 
 
 
戸建て住宅に携わる人がなぜ家を持たないアドレスホッパーのことを書いたかというと、それほど「住む、暮らす」という行為の中に多様性が生まれているということです。
 
どうしても家づくりをしていると既成概念にとらわれて、こうしなければなりませんという気持ちになります。
 
「戸建て住宅=新築」というイメージが強いのもその一つですが、リノベーションでも十分快適な暮らしは可能です。
 
部屋の大きさ一つとっても、子供部屋は6帖、寝室は8帖、お客さんが多いから客間...といった感じで、どこかで固定概念が引っかかってしまいます。
 
そのような思い込みを捨てて、それが自らのライフスタイルに合っているか、多様な価値観を持って考えてみてほしいと思っています。
 
アドレスホッパーのように物を持たなくても暮らせてしまうから収納は最小限でいいとか、勉強はカフェや図書館、学童、児童館などを利用すればいいから学習机を置くスペースはいらないとか、子供部屋は使う年数短いからベットが置けるだけのスペースさえ確保できれば最小限でいいとか、様々なことが考えられます。
 
住宅のコストアップの最大の理由は規模です。
 
規模を調整するには、「住む、暮らす」という行為の見直しをしない限り叶いません。
 
そうすることで例えば住まいを限りなく小さくしコストを抑えて、毎年家族で海外旅行に行く生活という選択肢もあります。
 
大切なのは、家を建てるという行為は生活をすることの選択肢の一つでしかありません。
 
あなたの「住む、暮らす」を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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佐々木不動産