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「換気=窓を開ける」だけじゃない!これからの時代の“空気の整え方”

2025年05月16日

違う視点で換気を考えてみませんか?

 なんとなく空気がよどんでいる気がする」「換気をしたいけれど、窓を開けると花粉が…」

そんな経験はありませんか?

かつては窓を開ければ心地よい空気が入ってきた時代。けれど、現代の暮らしではそう簡単にいきません。
実は今、“換気”の考え方自体を見直すことが必要です。

1.なぜ換気が必要?

 

私たちは1日におよそ15,000リットルの空気を吸っています。(ダイキンHP引用)
住まいの空気が清潔であることは、健康に直結する問題です。

 特に以下のような理由から、換気は今や「意識して行うべきこと」になっています。
 シックハウス症候群など、建材や接着剤が原因の体調不良
  • 外気の汚染(PM2.5・黄砂・花粉など)で、窓を開けづらくなった

  • 中途半端な高気密住宅により、空気が滞りがち

2.24時間換気は義務。でも、それだけで安心?

2003年から、すべての新築住宅には「24時間換気システム」の設置が義務づけられています。
これは、2時間に1回、室内の空気をすべて入れ替えることが目的です。

では、実際の暮らしではどうでしょうか?

  • フィルターが目詰まりして機能していない

  • 気密が甘く、計画通りに空気が流れていない

  • 換気口の場所が悪く、空気がこもってしまう

…など、「機械はあるけど、しっかり換気できていない家」が意外と多いのです。

3. 計画換気には“気密性能”がカギ

 ここで重要になるのが、「高気密の性能を高める」こと。

換気の効率は、実は住宅の気密性(C値)と深く関係しています。

 すき間だらけの家では、空気が思い通りに流れず、換気システムがうまく働きません。

逆に、気密性が高ければ、空気の流れを正確にコントロールでき、効率よく新鮮な空気を室内に届けることができます。

4. 外気をそのまま入れない工夫も

現代では、空気中に以下のような見えない敵が存在します。

 
  • PM2.5

  • 花粉

  • 黄砂

  • 排気ガスやアレル物質

 

そのため、「ただ外気を入れる」だけでは、逆に空気を汚してしまうリスクが発生します。

高性能な第一種換気(熱交換型)や、高性能フィルター付きの換気システムを導入することで、
「室温は保ったまま、キレイな空気だけを取り入れる」ことが可能になります。

 

5. 換気も“性能”で選ぶ時代

 「空気なんて自然に入れ替わるもの」だった時代は終わりました。

今は、住まいの性能として“換気計画”をどう設計するかが重要です。

  • すき間のない高気密な家づくり

  • 適切な換気設備の選定

  • 花粉やPM2.5対策のフィルター設置

  • 空気の流れを考慮した換気計画

これらをしっかり整えることで、「空気がきれいで、快適な家」が実現します。

まとめ

毎日吸い込む空気だからこそ、「なんとなく」ではなく、きちんと設計された家づくりを。
今とこれからの健康と快適のために、“空気の整え方”から考えてみませんか?

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